ご挨拶
弊社のホームページをご覧いただきありがとうございます。株式会社グリット代表取締役の二木と申します。
当社は社長の顔が見えること、そして社長が大工ということが特徴であり強みの工務店です。
社長である私のことを全てのお客様が知ってくださることで、より身近に当社の想いを知っていただけることが利点だと考えています。
お客様と〝お互いの顔を見て、意見を交わす〟ことを大切にしながら、どんなご相談でも誠実にお受けしたいと考えています。「この家にして良かった」「ここにお願いしてよかった」と思っていただけるよう、理想の家づくりにおけるベストパートナーを目指して参ります。
【遍歴】
〇建設業で大工を始めるきっかけ
私が大工を始めたのは遅く、24歳の時でした。
それまでは建設業界でアルバイト(手伝い)をしており、その頃から現場で"大工さんってかっこいいなぁ"と思っていました。
いつも遊んでいた地元の先輩が大工をしており、「アルバイトしてるなら大工覚えたら?」と言われたことをきっかけに、その当時大工を始めるには遅めの歳でしたが他に何の取り柄もなかったことと、手に職をつければ食いっぱぐれないと言われていた時代でしたので弟子入りをしました。
〇大工を仕事としはじめて
はじめはほとんどマンションの工事をしていました。完成していく建物を見て、"すごいなぁ こんな所に住みたいなぁ"と思っていましたが、その後一戸建ての現場に行き、家を造る工事を経験した際に"住宅をやってみたい!"と思いはじめました。
当時の建設業界はバブルもはじけ、阪神大震災の復興も落ち着いてきた頃で、仕事が減り不景気になりはじめていました。
見習だった私は当時26歳。今思えば26歳という年齢はまだまだ若いですが、当時は"このままでは食べていけない!もっといろんな技術を覚えないといけない!もう後がない..."と思い、住宅(一戸建て)を造っている会社に再度弟子入りし、そこで家一軒がどんな風にできるのかということを学ばせてもらいました。
注文住宅の現場では、お客様とお会いできることが多く、見習中の私にも「ありがとう」「ご苦労様」とたくさん声を掛けていただきました。その頃からこの仕事に誇りを持つようになっていきました。それと同時に、"お客様がこれからこの家に何十年も住まれるんだ"と嬉しく思うようになりました。
〇家づくりへの想い
私は小学生の際、転校を3回しました。借家住まいということもあり、"いつかは自分の家がほしい、自分の家を建てたい"と思っていました。
28歳で親方から独立し、自分で仕事を請負いだしました。現在見習から合わせて27年、200件以上の現場で様々な経験をしてきました。その中で、お客様と話をしていくうちに感じたことは、《家を建てるほとんどの方たちが一生に一回の家づくりなのだ》ということです。そんな機会に携わるこの仕事にますます誇りを持つようになり、家づくりが大好きになっていきました。
家を建てるということはどういうことか?
お客様は家を建てることが初めてという方が多く、期待や不安もたくさんお持ちです。中には建てたあとに後悔される方も少なからずおられました。
私は、家とは一番ラクで楽しいところであるべきで、そしてそのために何十年もの住宅ローンを払う価値があるものだと思っております。
"家づくりをお手伝いしたい!""自分たちが造った家を気に入って使い続けてほしい!""私共の今までの経験を活かせば必ずいいお家ができる!"と思いながら現在まで家づくりをしています。
私にも妻と子供が2人おります。子供たちが成長し、私の孫ができた際にその孫たちが"休みの日に遊びに行きたい!"と思えるような実家をつくりたいと思っております。そのためには、何十年も長持ちし、無理なく維持できる家を造るべきだと考えています。キズが付いたり、古くなったりしても味があり、いつまでも住み続けられる、そんな家を造っていきたいと考えております。
株式会社グリット 代表取締役社長 二木 敦士